秩父三十四観音札所 第十五番

母巣山 少林寺

みどり子の ははその森の蔵福寺 ちちもろともに ちかひもらすな



母巣山 少林寺 臨済宗建長寺派

十一面観世音菩薩

埼玉県秩父市

参拝日: 1998年10月4日(日)

ほぼ一年ぶりの秩父巡礼は、前回一人だけでお参りした十三番慈眼寺に家族全員でお参りしたあと、十五番少林寺へと向かいました。少林寺へと向かう途中、秩父鉄道の踏切をSL C58が通り過ぎてゆきました。残念ながらカメラに収めることはできませんでしたが、長男も大喜びです。(前回はベビーかでしたが、今回は徒歩です。)

少林寺の本堂は、明治の末に建てられた白い漆喰塗りの建物で、洋風の建築。境内には秩父事件で殉職した巡査の墓があります。

十五番札所は、元は、秩父神社にあった蔵福寺だったらしいのですが、明治の神仏分離で廃寺になったため、少林寺の移転に伴い、少林寺が札所を継承することになったのだそうです。


本堂