新上総国三十三観音札所 第三十三番

天應山 観音教寺

はるばると 雲のほとりの 寺に来て 月日をいまは ふもとにぞ見る



天應山 観音教寺 天台宗山門派

十一面観世音菩薩

山武郡芝山町

参拝日: 1997年12月18日(木)

観音教寺は芝山仁王尊として知られています。階段を上ると、まず大きな仁王門が迎えてくれます。仁王門の中には畳の部屋があり、中には大きな黒漆の仁王像が左右それぞれにあります。右が阿像、左が吽像となっています。門というよりは一つのお堂といった感じです。黒い仁王像とうのは珍しいそうです。

仁王門を抜け更に階段を上ると、目の前に本堂があらわれます。本堂にはご本尊十一面観世音菩薩がまつられていますが、秘仏となっていますので目の当たりにすることは出来ません。そのためか、どうも仁王尊の方が印象が強くなります。

本堂脇には芝山ミューゼアムがあります。1階は芝山はにわ博物館、2階は釈尊館となっています。1階には数多くの埴輪、縄文土器、丸木舟などが展示されています。2階は岩崎巴人氏の釈尊御一代絵伝を中心に、仏像、絵画などが展示されています。

観音教寺はその他のお寺のコーナーでもご紹介させて頂いています。


本堂 仁王門
仁王尊 左 仁王尊 右

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