関東三十六不動霊場 第一番

雨降山 大山寺




雨降山 大山寺

大山不動尊

神奈川県伊勢原市

参拝日: 1997年10月18日(土)

東関東自動車道、首都高、名神高速と走り、厚木インターで降ります。新勝寺で頂いたパンフレット記載の住所と、道路地図を頼りに車を進めて行きます。もっとも路に迷うこともないとは思いますが。土曜ということもあって、駐車場は満杯です。途中の民間駐車場(1,000円)に停めてくれば良かったかなと思いましたが、市営第二駐車場(600円)の前で15分ほど待っていると入ることができました。ケーブルカーがあるので、それ程歩くこともないだろうと思いましたが、ケーブルカーの駅まで、石段が続いており(550メートル)汗をかいてしまいました。途中にお土産物やさんや旅館、食堂が立ち並びます。この辺りでは、豆腐料理が名物のようです。

ケーブルカーは1両で、始発の追分から終点の(阿夫利神社)下社まで約6分の所要時間です。大山寺は、途中の不動尊前で下車します。追分−不動尊前の往復で470円です。駅からはなだらかな道を下ると、本堂脇に通じる階段のところに出ます。階段を登ったところが本堂です。本来の参道は、本堂前から急な階段を下ります。

お参りをした後、納経所で納経帖を求めてご朱印を頂戴しました。納経所でのご説明では、納経帖は差し込み式になっており、各霊場で各ページをもらうのだそうです。これなら、納経帖を忘れても安心ですね。なかなかおもしろい制度です。また、納経時に各霊場で御本尊・童子御尊影を下さいます。これは、家に帰ってから納経帖の各ページの裏側に貼ります。左の絵をご参照ください。ガイドブックについて尋ねると、二十四番の霊場が変更になったとのことで、現在作成中とのこと。霊場の入れ替えがあるとはびっくり。もっとも、関東三十六不動霊場そのものが誕生して十年ですから、無理もないかもしれません。西国三十三ヶ所も、昔は若干異なっていたとも聞きますから。ガイドブックは巡礼の途中で、どこかの霊場で手に入れることとしましょう。そうそう、自分のホームページも修正しておこうっと。

お参りした日はちょうどご開帳の日で、国宝のご本尊を拝むことができました。ご開帳は8のつく日、8日、18日、28日に行われます。これからお参りされる方は、是非、8のつく日にお参りされると良いでしょう。

お参り後、駅に向かう途中で遅い昼食にしました。私は、名物の豆腐料理を食べましたが、まぁ、豆腐は豆腐ってとこでしょうか。(妻は、豆腐があまり好きではありませんので、親子丼です。)おみやげに、大山柿(小振りの甘柿です)を買って返りました。(1袋200円)富有柿のような味で、甘いことは甘いのですが、水分が少なく、今ひとつでしょうか。


本堂 ケーブルカー